空調装置における熱交換器の役割
最近の地球温暖化の影響で、夏における気温が著しく高くなっていると言われています。そのために、真夏日の夜にはエアコンディショナーを健康のために空けておくようにとテレビなどではよく報道されます。一昔前まではこのようなことはなかったのですが、最近の気温上昇は大変激しくなってきています。また夏の暑さとは対照的に、冬の寒さについても激しさを増しているという報道があります。気象の変化が大変激しいものとなってきています。このような、夏の暑い時期や冬の寒い時期において室内を快適にしてくれるのがエアコンディショナーです。仕組みとしては、外部と内部の熱のやり取りを熱交換器を使って行うというものです。夏の暑い時期においては、室内の気温は大変高くなっています。通常においては、このような状況では室外の熱が室内に入ってくるというのが自然のことです。そのようにして室内の温度も上がっていくというのが普通に起きることとして知られています。そのようなことの逆を行うのがエアコンです。室内の熱を室外に放出するということを行います。そのことによって室内の温度を下げ快適にしてくれます。
逆に、冬の寒い時期においては、通常であれば室内の室外に出ていくというのが普通のことです。そのことにより、室内の温度が室外の温度まで下がるというのが自然に起こります。この場合についてもエアコンは、その逆を行います。室外から熱を取り室内に導入します。そのことにより室内の温度が上がり快適に過ごせることになります。